Web制作必須ツール-IETester ver0.3.2-

ietester.jpg
Web制作の必須ツール「IETester」のver0.3.2がリリースされました。IE8 ファイナルバージョンです。
Web制作をしている方なら、ほとんどの方がご存知かと思いますが、このツールは、IEのバージョン違いによる表示の確認ができるツールです。
「IE5.5」「IE6」「IE7」「IE8」での表示確認ができます。
※「IE5.5」は環境によって表示できない場合があります。
また、「IE7,8」の表示を確認するには、お使いのPCにIE7以上がインストールされている必要があります。
IETester ver0.3.2 のダウンロード

なぜ、IEは異なるバージョン確認が必要?

現在主流のInternet Explorer、FireFox、Safariなどは基本的にW3C(WWWの標準化団体)の基準に準拠しているが、細部において独自の解釈をしている部分があり、特にCSSでのデザインが主流になった現在、CSSの独自解釈によりブラウザによって表示が異なるという現象が発生しています。
それでも、FireFox、Safari、Chromeなどはさほど問題ないのですが、InternetExplorerではバージョンによってかなり違いが発生することがあり、Web制作者を悩ましている原因となっている。そのため自分のまわりでもWeb制作をする人は、IE嫌いが多い。(^◇^)

IE5.5、IE6の代表的な違いとしては、marginやpaddingの解釈がそれぞれ異なっており、普通のCSSの書き方では、合わせることができず、ハックを余儀なくされる。IE7では、CSSの改良で一部準拠を強化され、まともになったようだが、フレーム使用(今時フレームは使わないが)のサイトでは、IE6で表示されていたページがIE7で正常に表示されないなどの不具合が発生したりしている。
また、IE6以前のバージョンから大幅な仕様変更をおこなったため(正常化なのだが)、IE6に最適化してしまったサイトなどは、最悪、ページの修正を必要とするケースが多くある。
先日リリースされたIE8では、IE6、IE7に対応したWebページが機能するように互換性を向上させたらしい。が、まあ、マイクロソフトのことなので、どこまでまともになったかは、これからの検証になるだろう。

で、こんなに問題の多いブラウザなら、無視したいところなのだが、Internet ExplorerはWindowsに標準搭載されていることから、まだ当然のごとくシェアが高く、バージョン6を使用している人もかなり多いので、対応を余儀なくされる。
最近の動向としては、MacはSafariが標準ブラウザとなり、FireFoxなどのIE以外のブラウザがかなり進化してきて、乗り換える人も多くなってきているため、IEのシェアは多少下がったようだ。ちなみに2008年11月現在で、IEのシェアは69.77% 欧米では6割を切ってきているとの統計も出ている。(Net Applicationsによる調査)

通常Web制作者はW3Cに準拠しているFireFoxあたりで確認をおこない、その後IEの各バージョンに対応させるため、CSSハックや修正をおこなうという手順を踏む場合が多い。IEで合わせていくと、IE6->7への不具合みたいなことが発生する可能性があるからだ。

ある意味、IEのせいで作業効率が低下していると言えるんじゃないかな。

ま、そんなこんなで、IEの複数バージョンによる確認作業が必要となるが、複数のバージョンのIEを入れておくのは不可能なわけで、かといって、IEのためにPCを何台も用意することはできない。
でも、IETesterを使えば、擬似的に各バージョンでの表示確認をすることができる。

このようなツールはほんと、ありがたいですね。余裕ある人は、寄付してあげてくださいね。(^_^)

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